猫はキャットミント(イヌハッカ)が好き?我が家の猫の反応は?

猫との暮らし

我が家がいま住んでいる賃貸物件には、小さな花壇が付いています。

引越の時に義母が植えたと思われる「キャットミント」が、もう咲き始めました。

今年、令和3(2021)年は、温かくなるのが早いです。

私は義母ほどガーデニングに興味はないのですが、
猫の飼い主としてはキャットミントという名前に興味がわきました。

猫が好きな植物なのでしょうか?

我が家の愛猫・小太郎さんがお気に召すかどうか、キャットミントを進呈してみました。

キャットミント 摘むと清涼感のある薬草のような香り

「こちらは温かいのね~キャットミントがもう咲いてる」とは義母の弁。

近隣の市町村に住む義母は、我が家の花壇に咲いている小さな花を見て
「うちのはまだ咲く気配がないわ~」
と言っていました。

これがキャットミント。紫の小さな花が咲いています。

葉が少し厚ぼったい感じです。

別な角度からもパシャリ。上から見ると十字に重なる位置に葉が出ています。

摘んでみると、ミントのような八つ橋の匂いのような、薬草っぽい独特な香りがします。
葉っぱをむしったら、しばらく指にスースーする香りがついていました。

キャットミントとキャットニップは別物 猫が好きな香りはキャットニップ

キャットミントについて、
「猫が好きな香りなのか調べてみたら?」
と義母に言われ、素直にネットで検索。

キャットミントは、ユーラシア大陸が原産のシソ科イヌハッカ(ネペタ)属のハーブです。ネペタ・ラセモーサとネペタ・テペネラが交配して誕生したのが、日本でキャットミントとして流通している「ネペタ・ファーセニー」といわれるものです。

猫が好きな「キャットニップ」は、ネペタ・カタリーアという学名がついていて、キャットミントの仲間になります。

引用元:キャットミントの育て方|日当たり加減や増やし方は?|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

太字は筆者による加工

猫が好むのはキャットニップという植物で、キャットミントとは違う植物とのこと。

親戚みたいなもののようです。

キャットミント=ネペタ・ファーセニー
キャットニップ=ネペタ・カタリーア

うちの花壇にあるのは、キャットミント(ネペタ・ファーセニー)のほう。

猫に好まれる香りがするのはキャットニップのほう。

ナルホド。

キャットミントはイヌハッカ属 だけど犬とは関係ない

「キャットミントはイヌハッカ属のハーブ」と聞いて、を思い浮かべたのは私だけではないはず。

キャットミントなのに、イヌ。犬。dog。

猫であり、犬であり。
動物ホイホイ、いや、動物好きホイホイか。

キャットミントは犬とも関係あるの?と疑問に思ったので、「イヌハッカ」で検索してみました。

植物では、有用な植物に似ているが違うもの(否ぬ)、役に立たないものというような意味でイヌとつけることが多く、ハッカに対するイヌハッカと名付けられた。

引用元:イヌハッカ – Wikipedia

犬じゃなかったYo!

「Not ハッカ」という意味でした。

「ハッカみたいな匂いがするけど、ハッカじゃないよ」という名前。
……もっと違う名前はなかったのでしょうか。

キャットミントが、突っ込みどころをたくさん持っていてビックリです。

猫はキャットミントを好むのか?与えて大丈夫なのかネットで検索してみた

我が家の愛猫・小太郎さんとキャットミントで遊んでみようと思いつき、1本摘みました。

念のため、猫に与えて大丈夫な草なのかも調べてみました。

キャットニップと猫の関係については、あれこれ書かれているサイトが見つかるのですが、
キャットミントと猫の関係については情報が見つかりにくいです。

ぐぬぬ。。。

植物系サイトを見て回るうちに、植物を育てることの奥深さに「ひょえ~」と圧倒されつつ、参考になりそうな記述を発見。

猫が好きな植物として、キャットニップという植物の種類があります。また、またたびの実も猫がお酒を飲んだように酔っ払ってしまう植物として有名ですね。この2つほど効能はないのですが、キャットミント(ネペタ)にも、効能の弱い猫の好きな香りが含まれています

引用元:暮らしーの「キャットミント(ネペタ)の育て方や効能は?収穫後の利用方法含めて解説!」

太字は筆者による加工

他にもいろいろなサイトを見て回りました。

その結果、個人的には
「少量のキャットミントで猫と短時間遊ぶ程度なら、大きな体調の問題は起こりにくい」
「キャットミントを好むかどうかは、猫による」
と判断しました。

そうそう、猫の話題で出てくるマタタビも、あげすぎるのは良くないみたいですね。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。

我が家の愛猫・小太郎さんには、基本的におやつもマタタビもあげていないのです。
爪とぎの場所を教えるときに、爪とぎ用段ボールについていたマタタビの粉を使った程度。
特に興奮している様子も、酔っぱらったような様子もなかったんですよね。

なので、猫がマタタビ好きというのも、小太郎さんの姿を見ている限りはあまり実感がありません。

むしろ私がたま~に塗るリップクリームの匂いのほうが好きらしく、クンクン匂いを嗅ぎに来ます。。。

このあたりが、猫の個性によるものなのでしょうか?

さて、キャットミントに愛猫・小太郎さんは興味を示すのかな~?

我が家の猫はキャットミントに一瞬興味を示した……が、すぐに飽きた

実際に愛猫・小太郎さんとキャットミントで遊んでみました。

お~い、小太郎さん、今日はキャットミントっていう植物を持ってきたよ~

「飼い主、何かまた変なものを持ってきたな」

クンクン

クンクンクン

ガジガジ

ガブッ

ペッ(花を食べずちぎって遊ぶ)

クンクン

 

べろんべろんと毛づくろい

どうやら飽きた模様です。

3~4分ぐらい遊べました。

特に気になる体調の変化もなし。

我が家の愛猫・小太郎さんは、キャットミントはそれほど好みではなかったようです。

キャットミントは、人間が観賞用として楽しむもの

キャットミントは愛猫・小太郎さんの好みではないと判明。

せっかくなので、何本か摘んで小さな瓶に入れて飾ることにしました。

我が家では、植物はドアの締まるスペースに飾ります。

おもに洗面所や玄関です。

理由は3つ。

  • 花を、猫に食べられないようにするため
  • 花瓶を、猫に倒されないようにするため
  • 猫が、花を食べてしまって具合が悪くならないようにするため

花も、人も、猫も、共存できる形を探したらこうなりました。

帰宅した娘が、飾ってあるキャットミントを見て「お花があるよ!」と喜んでいました。

キャットミントで喜んだのは、猫じゃなくて人間でした。

キャットミントは観賞用として良さそうです。

まとめ

キャットミントという植物について、

  • 猫は好きなのか
  • 猫に与えても問題ないのか

を調べつつ、我が家の愛猫・小太郎さんがお気に召すかどうか、1本摘んで遊んでみました。

小太郎さんはそれほどキャットミントが好きではなかったようです。

キャットミントはおもに人間の観賞用ですね。

へばの~

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