私は料理が得意ではありません。
でも、ごはんをつくらないと、家族がおなかをすかせてしまいます。
ある日、料理する時間を決めてしまおう!と思い立ちました。
家族の晩ごはんを60分以内に5品作ることに挑戦してみました。
- 冷蔵庫の中の整理も兼ねつつ
- 料理にかける時間をなるべく少なくしたい
という挑戦の記録です。
わかったことは「キッチンタイマーは、集中のためのお助けアイテム」。
- とにかく短時間で料理したい
- 冷蔵庫の中にあるもので何とかしたい
という方のご参考になれば幸いです。
60分でおかず5品 なるべく調理工程が簡単な料理にする
60分で5品おかずを作るにあたり、料理が苦手な私でもできるように、調理工程が簡単なものにしました。
- ゆでるだけ
- 切って炒めるだけ
- 焼くだけ
などの料理にしました。
洗い物もなるべく少なく済むように、調理工程が似ているものにしました。
ちなみに、現在我が家では2口ガスコンロの片方が、スイッチから手を離すと消えてしまいます。実質1口コンロの状態です。
材料をすべてそろえておくと料理がかなりスムーズに進む
料理が苦手なのを克服しようとして、結婚前に料理教室に通っていたことがあります。
数か月程度ですが、気づいたことがありました。
事前に材料や器具をそろえておくことで、料理がかなりスムーズに運ぶということです。
調理途中で「あ、あれがない!」となると、
- 調理が中断したり
- 急にメニューを変更することになったり
- 味付けを変えることになったり
など、ドキドキすることにつながります。
今回、冷蔵庫を見渡し、使う食材をすべて用意しておきました。
キッチンタイマーも用意。
今回は制限時間方式ではなく、経過時間がわかるストップウォッチ方式で使います。
冷蔵庫の材料から献立を決める
冷蔵庫から選んだ材料はこちら。
- ほうれん草
- ブロッコリー
- ピーマン
- ちくわ
- もやし
- 卵4つ
- 残っていたおかず(ひき肉・玉ねぎ・大豆の水煮のトマト炒め)
冷蔵庫から材料を出しながら、大まかに作るものを決めていきました。
料理の大変さの中に「メニューを決めるのが大変」というのがあります。
材料を選びながら、なるべく調理工程が簡単なメニューを決めていきました。
その結果、今回作るのは以下の5つにしました。
- ブロッコリーをゆでたもの
- ほうれん草のおひたし
- ちくわとピーマンの炒め物
- ひき肉ともやしの炒め物
- 卵焼き
それでは、調理にとりかかります。
キッチンタイマー、スイッチオン。
調理開始withキッチンタイマー
お湯を沸かしながら、材料をできるだけ切る
【調理開始後0~12分ごろの話】
コンロでお湯を沸かしている間に、ブロッコリーとほうれん草を洗って切ります。
ブロッコリーを食べやすい大きさにカット。
茎もマヨネーズをつけて食べます。柔らかいところを食べやすい大きさに切っておきます。
ほうれん草の茎に軽く包丁を入れて洗い、半分の長さにカット。
立派なほうれん草で、そのままだと鍋からはみ出すので半分の長さにしました。
ブロッコリーもほうれん草も、買ってきたときは調理する気満々だったものの、そのまま何もせず冷蔵庫にしまうだけになっていたものです。
そろそろ調理しないとだめにしてしまうと内心焦っていた代物。
とにかく茹でてしまえ~
ついでにピーマンも洗って種を取り、切っておきます。
ブロッコリーとほうれん草をゆでる。同じお湯でゆでて時間と資源節約
【調理開始後12~23分ごろの話】
時短のために、ブロッコリーをゆでた後、同じお湯を使ってほうれん草をゆでることにしました。
ブロッコリーの茎をお湯に入れて約1分後、残りのブロッコリーを投入。
1~2分ゆでて、ブロッコリーをお湯から引き上げます。
お湯をあとで使うので、あみじゃくしでブロッコリーをボウルに取ります。
水気を切るために、ボウルにキッチンペーパーを入れておきました。
残ったお湯に、ほうれん草を入れます。
まずは茎を入れ、1分ぐらいたったら葉の部分を投入。
葉はさっと火が通る程度でいいらしいのですが、1分ぐらいゆでてしまいました。
何となく不安で火を通しすぎる癖があります。柔らかめになってしまった……
あとはお湯を使わないので、お湯ごとザバーッとほうれん草をざるにあけて冷まします。
両手鍋はもう使わないので、洗ってしまいます。
ほうれん草を冷ましている間に、ちくわを切って炒める準備をしておきます。
「源たれ」強し。家族の好む味が一度で決まる調味料にたよる
ちくわとピーマンの炒め物、味付けは家族の好みの調味料で仕上げます。
青森県内、特に南部地方のかたにはおなじみの上北農産加工「スタミナ源たれ」。
地元の材料を使った定番の「焼き肉のたれ」です。
「焼肉のたれ」ではありますが、
- 野菜炒めでも
- 鶏のから揚げの下味でも
- 卵かけごはんのしょうゆ代わりにでも
なんにでも使える調味料です。
簡単に味が決まって、家族が喜んで食べる調味料に頼ります。
メーカーさん、ありがとう。
炒め物を作成。困ったら「源たれ」を使って味を仕上げる
【調理開始後23~33分ごろのお話】
ちくわとピーマンの炒め物を作ります。
ピーマン→ちくわの順でフライパンで炒め、源たれをかけ、もう少し炒めて完成。
料理に疲れ始めるも、キッチンタイマーを見て奮起
【調理開始後33分過ぎのあたり】
人間の集中力は30分だそうです。
料理も30分を過ぎると疲れてきました。
ここでキッチンタイマーを見ました。約33分経過。
あと約30分で3品作れば終わる、実質2.5品終わってるからがんばろう~
- ほうれん草が冷めたら、水気を切れば完成(0.5品)
- ひき肉ともやしを痛めれば完成(1品)
- 卵焼きを作れば完成(1品)
残りの時間と、作る品数を考えて、気力を奮い立たせます。
キッチンタイマーを見て「あと〇〇分だ。がんばろう」と励みにできました。
キッチンタイマーはコーチ。
一味たりないときにも「源たれ」投入
【調理開始後33~40分あたりの話】
フライパンを洗って、ひき肉ともやしの炒め物に取りかかります。
材料をフライパンで炒めるだけ。
すでにひき肉の炒め物にはケチャップ味がついていますが、味見をして、場合によっては源たれに頼る作戦です。
案の定、味が決まらなかったので、少量の源タレを投入して完成。
ここまでで3品完成です。
あとはフライパンを使わないので、洗っておきます。
あともう少しだ~
ほうれん草を水気をしぼる時には、最後の仕上げにしょうゆを垂らしてさらにしぼる
【調理開始後40~45分あたりの話】
冷ましたほうれん草を適度な大きさに切り、両手でぎゅっとしぼって水気を切ります。
ある程度しぼれた後に、しょうゆを少しほうれん草にかけます。
しばらく置いてから、またほうれん草をしぼると、さらに水気が切れます。
20代の頃に見たテレビの料理番組で紹介されていた方法で、たしか「むらさきあらい」という方法だとか。
このひと手間をかけることで、青菜の水気がだいぶ切れるようになりました。
子供のママコール 料理は一時中断
しょうゆをほうれん草にかけたあたりで、子供が「ママ~」と呼ぶ声。
「だだんだん」をもう一度見たいとのこと。
アンパンマンは今日も頑張ったらしいです。
みんな大好きアンパンマン。
息子はだだんだん(アンパンマンに出てくる、バイキンマンが作ったロボット)が大好き。
ちなみに娘はロールパンナちゃんが好き。
その後「このだだんだんじゃない」など、息子の意図がよくわからないまま、やり取りが続きました。
15分程度、料理戦線離脱。
調理に復帰 ほうれん草しぼりと卵焼きを焼いて完成
【調理開始後 約60分経過】
息子が再び遊びはじめ、私は料理に復帰しました。
ほうれん草はしょうゆをかけておいたおかげか、だいぶ水分が出ていたので再びしぼります。
あとは卵焼き用のフライパンで卵を焼いて、5品完成です。
今回、緑と茶色が多くなりました。
にんじん(赤い色)が入ると見た目もカラフルで美味しそうになりますよね。
まあ、今回にんじんが無かったのです。まあいっか。
ここまでで経過時間は71分34秒。
60分を約12分オーバーしましたが、
60分で作る!と決め、キッチンタイマーで時間を意識したことで、いつもより料理に集中できました。
まとめ
60分以内に5品作ることに挑戦してみました。
結果、60分はオーバーしたものの、キッチンタイマーを使って時間を意識することで、いつもより料理に集中できました。
- キッチンタイマーで時間を計る
- 簡単な工程で作れる料理にする
- 材料と調理用具は事前に準備しておく
- 同じお湯で何品か茹でる
- 一度で味が決まる調味料「源たれ」に頼る
などの工夫で、短時間料理ができました。
へばの~
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