猫が好きです。
特に我が家の愛猫・小太郎さんが好きです。
猫のイラストや置物も好きです。
猫好きが高じて、平成27(2015)年に結婚式を挙げた時に、招待状に猫の模様の風景印を押してもらって投函しました。
招待状にちょっとした工夫をしたいかた、風景印を集めてみたい人に向けて
- 風景印とは何か
- 風景印のもらい方
- 実際に私が三戸郵便局で「11ぴきのねこ」の風景印を押印してもらった話
をご紹介します。
コロナ禍で人の集まりや旅行どころではない!という風潮かもしれませんが、一日も早く落ち着いて、自由に動ける日々が戻ってくるといいですね。
風景印は「特別な絵柄の消印」のこと
風景印(ふうけいいん)とは、特別な絵柄の消印のことです。
郵便局で郵便物を配送する際、消印が押されます。
一般的な消印は、ふつうのマル印に郵便局名、引き受け日時が印字されます。
他にも、じつは「絵入りの消印」があるんです。
これが「風景印」と呼ばれる消印です。
各郵便局によって異なるデザインが使用されています。
(風景印がない郵便局もあります)
もし風景印を押してもらいたい場合は
「この郵便局では、風景印を押してもらえますか?」
と問い合わせをするといいでしょう。
ネットで「風景印 ○○(←地名を入れる)」で検索すると何種類か出てきます。
その土地特有の絵柄がデザインされていて、見ていて楽しいですよ。
日本郵便のHP内にある風景印のページにも、一部掲載されています。
掲載されていない郵便局にも風景印があるかもしれないので、気になる場合は直接問い合わせてみるといいです。
ちなみに、
- 期間限定の風景印
- 通常サイズの消印より小型で絵入りの「小型印」
などもあります。
東京スカイツリータウン・ソラマチ9Fの郵政博物館では、
期間限定で猫のダヤンの小型印が押してもらえるイベントも行われたことがあります。
日本郵政のHPで「小型印」のページで、キーワード検索「ダヤン」と入れると、
過去の図案が紹介されています。
イベントごとに違う図案でカワイイ!
拡大して見てみると見やすいですよ。
コレクター魂がくすぐられますね~。
コロナが収まって、また企画があれば、直接イベント会場に行って押してもらいたいです。
風景印を押してもらうには、ハガキか切手が必要
風景印は消印の一種なので、押してもらうためにはハガキや切手が必要です。
- ハガキの場合はそのまま
- 切手の場合は、ハガキ料金以上の金額の切手を封筒や台紙に貼って
風景印を押してもらうことになります。
風景印のもらい方2つ。直接郵便局に行く方法と、郵送で依頼する方法
風景印を押してもらう方法は2つあります。
- 風景印のある郵便局の窓口に、ハガキ等を持ち込んで押してもらう
- 風景印のある風便局に、郵頼(ゆうらい)を送って押してもらう
郵便局に直接出向く場合
直接郵便局に行ける場合は、営業時間内に出向き、依頼しましょう。
- 風景印を押してもらいたいこと
- 押印してもらいたい位置
を伝えます。
あくまでも消印の一種であるため、郵便局に出向いた日より前の日付・時間での押印は不可です。
- 台紙等に切手を貼り、押印後は差し出さずに持ち帰る「記念押印」なのか
- 実際に差し出される郵便物に切手を貼り、押印後そのまま宛先に発送する「引受消印」なのか
も伝えましょう。
風景印はあくまでも郵便局の押印サービスの一環として行われているものです。
量が多い場合は、事前に申し出るなどの対応をしましょう。
郵頼で送る場合
遠方の郵便局の風景印が欲しい場合は郵頼(ゆうらい)という方法もあります。
先方の郵便局宛に郵便物を送り、
同封している郵便物(はがきや切手)に消印(風景印)を押してもらうよう、わかりやすく丁寧に依頼します。
郵便局にも様々な部署があるので、
送付する封筒の表側に「風景印押印依頼」と書いたほうがわかりやすくていいかもしれません。
- 押印の依頼内容の文書
- 押印希望の切手(封筒や台紙に貼付した物)、はがき等
- 自分宛に返却が必要な場合は、返信用封筒等(送料分の切手貼付、宛先等を記入)
も忘れずに同封します。
押印の依頼内容の文書には
- 押印する消印の種類(風景印か小型印か、等)
- 押印の位置
- 押印の日付(希望があれば。ただし郵便局到着日後の日付)
- 自分宛に返送(記念押印)か、そのまま郵便物として発送(引受消印)か
- 差出人の連絡先(住所・氏名・電話番号等)
を書きます。
三戸郵便局で「11ぴきのねこ」の風景印を押してもらった
私は2015年、青森県の三戸郵便局というところで「11ぴきのねこ」の絵柄の風景印を押してもらいました。
結婚式の招待状を持ち込んで、寿切手(慶事用切手)に猫の風景印を押してもらい、そのまま発送してもらいました。
「11ぴきのねこ」の作者である漫画家・絵本作家の馬場のぼるさんが、青森県三戸町出身。
街のあちこちに「11ぴきのねこ」のイラストがありました。
郵便局まで出向くのは少し遠かったのですが、ちょっとした旅気分を味わえました。
町の風景を楽しんだり、郵便局員さんのやさしさに触れたりできて、いい思い出になりました。
その時のお話をご紹介します。
結婚式の招待状に風景印を押してもらえるか、事前に郵便局に連絡
招待状が多かったので、事前に郵便局に連絡し、
「〇月〇日、結婚式の招待状を〇通ほど出す予定ですが、全部に風景印を押してもらえますか?」
とお願いしてきました。
郵便局の場所の確認も兼ねて、直接行ってお願いしてきました。
事前に打診した理由は3つ。
- 招待状が多かったこと
- 封書の重さが若干ばらつきそうだったこと
- 猫の日(2月22日)が近く、郵便局で開催されるイベントと重なりそうだったこと
風景印はあくまでも郵便局のサービスです。
通常業務に支障が出ては困るので、事前に打診しておきました。
結果、快く引き受けてもらえました。
招待状の場合は、切手の料金に注意
結婚式の招待状は、料金不足にならないよう注意が必要です。
結婚式の招待状の場合は、封筒に招待状や返信用はがきなど必要なものを入れて、慶事用切手を貼って出すことが一般的です。
会場までのアクセスマップやメッセージカードなどを入れると、想定以上に重くなってしまうことがあります。
ゲストによって入れるものが違う場合には、特に注意が必要です。
- 料金不足にならないよう重さを確認し
- 慶事用切手を貼ったものに
- 風景印を押してもらう
ざっくりと上記のような流れになります。
招待状作成に遅れが発生、心配になった郵便局員さんから連絡が来た
招待状は式場に依頼せず、自分たちで作成していました。
招待する人の変更があったり、同封するものを差し替えたりで、思ったより大変な作業でした。
そうこうしているうちに、事前に郵便局に伝えていた日にちになりました。
しかし、まだ糊付けできない状態のものが半分程度。
午前中も確認作業に追われていると、お昼過ぎに郵便局より着信がありました。
「本日、風景印を押す郵便物を○○通ほど持ち込み予定とのことですが、現在まだ持ち込まれていないようです。
いかがなさいますか?」
ええ、ごめんなさい、郵便局員さん。
完全に私のスケジュールミスです。
完成まであと少しだったので、午後○○時には郵便局に到着予定と伝え、すぐに自宅を出発しました。
自宅で招待状の重さをいちおう計測し、重さ別で分けて持っていきました。
郵便局で風景印を押してもらい、そのまま発送してもらった
郵便局に到着。
招待状に風景印を押してもらう件で来ました~と伝えると、事前にお願いしていたおかげか、すぐに話が通りました。
待ち構えていたように、招待状を計測。
風景印を押した後そのまま発送するだけなので
「あとはこちらでやっておきますね~」
と引き受けてくださいました。
後日、招待状を受け取ったゲストの1人からは
「消印、猫になってたよね~」との反応がありました。
風景印に気づいた友人は1名でしたが、気づいてもらえて嬉しかったですw
自分用に記念切手を購入 期間限定の風景印も押してもらった
結婚式の招待状は、差出人である自分の手元には残りません。
せっかくなら自分用も欲しい!
三戸郵便局に依頼に行ったときに、風景印を押した切手セットがあったので購入しました。
じゃじゃ~ん
風景印、りんごとねこです。
2月22日は「猫の日」。
「猫の日」記念週間ということで期間限定の風景印も押してありました。
そちらもばっちりGet!
ちなみに三戸町では、郵便局の入り口にも、町に点在するポストにも「11ぴきのねこ」のイラストが描かれていました。
同じ青森県内に住んでいても、実際に行ってみて初めてわかることもありますね。
その場に実際に足を運んで、町の空気を感じられて、楽しい思い出になりました。
まとめ
- 風景印とは何か
- 風景印のもらい方
- 実際に三戸郵便局で「11ぴきのねこ」の風景印を押してもらった話
をご紹介しました。
へばの~
コメント