生活するうえで車が必須の地域ってありますよね。
私は独身の時、自動車学校の卒業検定以降、車を1度も運転していなかった正真正銘のペーパードライバーでした。
しかし、結婚後は車必須の地域に引越。
車の運転をせざるを得ない状況になってしまいました。
ペーパードライバー歴10年の私が、日常生活で運転できるようになるまでにやったことをご紹介します。
- 引越等で運転が必要になったペーパードライバー
- しばらくぶりにハンドルを握る人
- 運転が苦手なかた
のご参考になれば幸いです。
ペーパードライバー歴10年の私が車を運転するためにやったこと
私が運転せざるを得なくなったときにしたことは3つです。
- 自動車学校のペーパードライバー教習を受ける
- 公園の駐車場で駐車の練習をする
- 最寄りのスーパー等へ何度も行ってみる
これらについて少し詳しくお話しします。
自動車学校のペーパードライバー教習を受ける
やってよかった!と自信を持って言えるのが自動車学校のペーパードライバー教習を受けたことです。
自動車学校のホームページ等に「ペーパードライバー教習」について書かれていなくても大丈夫。
電話で問い合わせてみると、ペーパードライバーにも柔軟に対応してくれます。
私の場合、近所の自動車学校に電話で聞いてみると、
「特別なカリキュラムは用意していないが、車の運転に自信がない人の不安や疑問に合わせて教習できる」
という内容の回答が返ってきました。
自信のない部分をちょっとだけ練習したいのか、
ある程度しっかり教えてほしいのか、要望を伝えることが大事です。
講習料金は、1回の講習の都度支払うという形でした。
うろ覚えですが、当時は1回の教習につき5,000~7,000円ぐらいだったかと思います。
私は免許取得時に
- 車のミラーの合わせ方(どの範囲が見えるようにすればいいのか)
- 座席の適切な位置
など、基本的なことが身についていない自覚がありました。
初回講習時に、担当してくれる教官に改めてそのことを伝え、基礎から教えてもらえるようお願いしました。
- 運転教本を読んで、交通ルールを復習(自宅で)
- 教習所内をひととおり走行
- 公道を走行
トータルで7回ほど通いました。
運転教本は、基本に立ち返るための最上級資料
教本を読み返すと、
ミラーに写る範囲など基本的なことも(当たり前ですが)きちんと書いてあります。
すごく勉強になります。
車の運転にそこそこ慣れた今でも、お守りとして保管しています。
何事も、基礎・基本って大事ですね。
教習所内の練習で、車の基本的な操作を総復習
教習所内の練習も、まるっきり初心者の気持ちで受講しました。
MT(マニュアル)で免許を取得しましたが、もっぱら乗るのはAT(オートマ)。
教習所でATメインで教えてもらうことになりました。
運転操作が怪しい状態のゴールド免許保持者。
免許取りたての人や、仮免許の人よりも危険な運転をする自信がありました。
なので、イチから教えてもらうことに。
- エンジンのかけ方
- ミラーの調整
- 座席の調整
- 直進
- 左カーブ
- 右カーブ
- ウインカーの出し方
- 右折・左折
- 車の死角(ミラー・目視)
- 左折時の巻き込み確認
- 踏切での対応
- S字
- クランク
- 車庫入れ
などなど。
カーブがうまく曲がれず車線をはみ出したり、バックの時にハンドルをどちらに切ればいいのか混乱したり。
……ぐったりでした。
公道に出て運転教習 運転免許を忘れずに持参
教習所内を3~4回練習したところで、公道に出ることになりました。
運転免許証を持参していることを確認されます。
忘れていると、免許不携帯になってしまうので、必ず持参しましょう。
教官の指示に従って、公道を走ります。
土地勘のない状態で、どこをどう走っているのかわかりませんでしたが、
- 車線変更
- 優先道路
- 一時停止の標識確認
- 交差点での右折・左折時の注意点
- カーブミラーの見え方
など、教習所内ではつかみにくい運転感覚を実地で学んでいけます。
私は後続車がいると何となく焦ってしまうタイプ。
しかもみんな、速度が速い。
そんな時、教官が
- 車をわきに寄せて、後続車を先に行かせましょう
- 焦らなくても大丈夫。制限速度でOK
- 目線は遠くを見ましょう 遠くを見れば近くの物も目に入りやすくなります
と励ましてくれることのなんとありがたいことか(涙)
公道を3回ほど走ったところで、教官に
「もう大丈夫じゃないかな?」
と背中を押され、自動車学校を卒業?しました。
教習を受けた後、夫に助手席に乗ってもらって近所のスーパーまで運転したところ、
「すごくうまくなった」と言われました。
人や車の少ない公園の駐車場で、駐車の練習をする
近所のスーパーには、たまに警察車両が来ています。
よくよく見てみると、駐車場での事故処理をしている様子。
駐車場は事故が起きやすい場所の1つです。
歩行者もいるし、いろんな方向から車が来る、とても緊張する場所の1つが駐車場です。
自動車学校での教習を終えた後、人や車の少ない公園の駐車場で駐車の練習をしました。
- 枠線の中に車を止める練習
- 枠線から出るときに、隣の車にぶつからないための練習
をするためです。
教習所にもう1度通ったとはいえ、駐車の練習が足りない自覚がありました。
身内の発案により、
- 右からバックで駐車
- 左からバックで駐車
- 車のいない枠線に、前進で入るように駐車
- 枠線から出るときに、隣の線を後輪が踏まないようにする練習
をしました。
サイドミラーの角度を、運転席からタイヤが見えるように調整して、内輪差の感覚をつかむようにしました。
そして「よくわからないときは窓やドアを少し開けて実際に目で見ること」をアドバイスを受けました。
何事も、確認だいじ。
内輪差のことは頭では知っていても、実際に理解していなかったことに練習しながら気づきました。
後輪が隣の枠線を踏んでいることが多く、
「今、隣に車がいたらぶつかっていたかも」ということに気が付けたのが大きな収穫でした。
内輪差を確認するために、ミラーの角度を調節して練習したおかげで、
駐車場の枠線に止めたり出たりするときに、隣に止めてある車にぶつからずに済んでいます。
最寄りのスーパー等へ何度も行ってみる
教習所での練習、駐車場での内輪差の練習の次に、実際によく行く場所への道を何度も往復しました。
- 車線がいくつあるか
- どのタイミングで右折車線に入るか
- 一方通行はどこか
など、
実際の道路状況に慣れるために、何度も往復しました。
夫曰く「ナビに頼ると事故りやすくなるよ」とのこと。
確かに、道がわからないと、よそ見や急ハンドルが誘発されやすくなります。
実際にナビ通りに進んでヒヤリとしたこともあり、道を知ることは大事なんだと実感。
車の操作にも、道にも慣れることが重要ですね。
車の運転がこわい その恐怖心はみんなを助ける
ペーパードライバーが「運転怖い」と思うのは、正常な感覚です。
事故を起こしてはいけないという気持ちがあるからこそ、運転が怖いと思うのです。
その恐怖心は、自分も、他の人も助けるものです。
危険を避けるセンサーが働いていることは、大事なことです。
恐怖心は大事にしましょう。
うまく活かして、安全の土台につなげましょう。
基礎・基本を学んでスキルを上げる機会を作り、安全運転で過ごしたいですね。
まとめ
自動車学校の卒業検定以降、車を1度も運転していなかったペーパードライバー歴10年の私が、本格的に車の運転をする前にしたことを紹介しました。
- 自動車学校のペーパードライバー教習を受ける
- 公園の駐車場で駐車の練習をする
- 最寄りのスーパー等へ何度も行ってみる
これらは自分がやってみてよかったことでした。
これから車を運転しなければならなくなったペーパードライバーや、久しぶりにハンドルを握る人、運転が苦手なかたのご参考になれば幸いです。
へばの~
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